【副業】クラウドソーシング体験談!初心者は見極めが大事

2020/09/05

家計と生活

<画像提供>Alexandra_Koch

過去の記事で「退職することになり、会社の給与以外での収入源を作っておけなかったことを後悔している」と書いたのですが、再びクラウドソーシングを始めることにしました。

*クラウドソーシングとは…
crowd(群衆)・sourcing(業務委託)から生まれた造語。個人や企業がインターネット上で不特定多数の人達からアイデアや作業者を募り、業務を委託すること。

クラウドソーシングの登録は簡単、受注は難関

クラウドソーシングには、システム開発・翻訳などの専門性の高い業務や、デザイン・ホームページ制作といったクリエイティブな業務、動画編集・ライティング・声優・データ入力・軽作業など、ジャンルが幅広いです。

私はその中で興味のある案件を見つけたことをきっかけに、クラウドソーシングのサイトに1年以上前に登録しました。
早速、何件か応募してみたのですが、競争率がものすごく高いです。

募集人数1人・2人の枠に何十人もの応募があります。それでも応募資格があるならまだ良い方で、クライアントによっては「業務をするための環境・機材が整っていること」「経験者求む」と、あらかじめ応募条件を提示していることもありました。
業務を受注しないことには「経験」を積むことができず、なかなか思うようには進みませんでした。


タスク作業は報酬は低いけど採用率は高め


せっかく登録したので何かしらやりたかった私は「タスク作業」に応募しました。
アンケートや体験談を投稿したり音声テストをおこなうといった単発の業務です。

例えば…
・習い事についてのアンケート
・金融についてのアンケート
・脱毛サロンの体験談
・派遣会社の体験談 

これなら私の経験が役に立ちます。特に派遣会社の体験談は、どんどん書けるので苦にはなりませんでした。報酬はお安いところだと10円単位ですが、大量募集していることもあって採用率は高めです。


好きな業務に初採用されたが業務開始に至らず


タスク作業の合間に、本来目的の業務に応募をする日が続くなか、ある案件のクライアントから採用連絡がきたのです。
すごく嬉しかったのですが、残念ながら業務を開始するに至りませんでした。

クライアントの希望で「今後は某チャットツールで連絡を取りたい」とのことだったので、私はチャットツールのIDを取得してクライアントと繋がりました(友達登録みたいなもの)。

業務は複数名でおこなうものだったのですが「他の受注者の関係で、私の業務開始も半月後になる」とその時に初めて聞かされました。クライアントもまだ準備が整っていない状態なのですが、採用が嬉しかった私は「半月なら構わない」と気にせず待っていました。

その数日後、今度はクライアントから私の業務に対して「毎日納品してほしい」と連絡がきました。その時点でまだ1本も業務の発注がされておらず、仮払いもない状況だったので、当時は本業もあったことから「毎日は無理なので週3ぐらいで」とお返事したところ「分かりました」とクライアントから返ってきました。

業務の開始時期や納品ペースについては、クラウドソーシングの募集要項には記載がなかったので、後出しで要望を出してくるクライアントに、少々不信感を持ち始めました。

それでも、納品ペースのことを承知してくれているのなら構わないと思っていたのですが、「分かりました」の一言以降、数日経ってもクライアントから業務開始の連絡が来ません。
そして、ついにはチャットツールの友達登録から私は外されて放置されてしまいました。

幸い、業務開始前だったこと、チャットツールに個人情報を登録していなかったこと、クライアントに私の個人情報を公開していなかったことが救いです。

クラウドソーシングは、遠く離れた人達とも一緒にお仕事ができる反面、最初から顔も知らない人達とお仕事をするのでリスクもあるのだと身を持って学びました。
案件募集の文面やクライアントとのやりとりなどから「クライアントを見極められるようにならないといけない」と。

しかし、その反省と同時にモチベーションが低下してしまった私は、クラウドソーシングから距離を置くようになってしまいました。

あれから1年、クラウドソーシングを再開

クラウドソーシングで成功している人達は大勢いらっしゃいます。苦い経験をしましたが、時間に余裕のある今、もう1度始めてみることにしました。
どうしても、会社の給与以外での収入源を確保したいのです。


案件の応募時に気をつけているクライアントの基準


再開するにあたって、私がクラウドソーシングの案件に応募する際のクライアントの基準を3つ設けました。

・案件の概要欄が丁寧に記載されていること
・発注実績があるクライアントであること
・評価コメントの内容に違和感を感じたら避けること

反対側の立場になれば、クライアントが受注者に対して「経験者」を求めるのも分かる気がします。業務のクオリティ以外に「この受注者は、最後まで業務を成し遂げてくれるだろうか」という不安もありますよね。


クラウドソーシング再開後の仕事状況


1ヶ月前から継続している業務があります。

その案件は募集の概要欄がとても具体的に書かれていたので応募しました。採用後のやりとりも非常にスムーズで、クライアントさんのお人柄の良さも伝わります。

今の私(無職)にとっては「副業」というより「本業」なので、生活をしていくにはまだまだたくさんの案件を受注していく必要がありますが、こちらのクライアントさんのおかげで、安心して気持ち良くお仕事させてもらっています。

これからクラウドソーシングを始める方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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人事総務、営業事務、テレオペ、専門職など、さまざまな職種で10社以上の企業を渡り歩いてきた派遣OLです。2020年は雇い止めや体調不良と大変な時期でしたが、時間が出来たことをきっかけにブログを始めました。のんびり更新していきます★

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