【会社都合退職】派遣社員が退職したらやるべき手続き

2020/08/06

退職後の手続き

<画像提供>mohamed Hassan

退職してからは健康保険や失業給付など、あらゆる手続きが必要です。
意外とやることが多くて少々面倒ではあるのですが、忘れぬよう手続きをします。


  • 派遣社員で勤務していた
  • 社会保険に加入していた
  • 会社都合で退職
  • 次の就職先が決まっていない


このような私と同じ条件の方の参考になればと思います。
実際に私がおこなった手続きを書いていきますね。

派遣会社や自治体によっては、以下内容と相違があることもありますので、その点を踏まえてお読みください。

【1.派遣会社へ】在職中に「離職票」と「退職証明書」を申請する

次の就職先が決まっておらず、失業給付を希望する場合は必ず「離職票 (正式名称:雇用保険被保険者離職票)」が必要です。

殆どの派遣会社は自らが申請しないと退職後発行してもらえないのでお気をつけください(担当営業も特に教えてはくれません)。

派遣会社のサイト(マイページ)に申請画面があるはずです。

在職中に申請はしておくものの、「離職票」は実際に退職後でないと派遣会社もハローワークに手続きできないため、自分の手元に届くのは退職して1週間以上も後です(2週間待っても届かない時は派遣会社に確認してみてください)。

念のため、「退職証明書」も併せて申請しておくと安心です(ただし「退職証明書」では失業給付申請はできないので注意)。

【2.派遣会社から】「社会保険喪失」についての書類が届く


派遣社員と派遣先の双方が退職に合意すると、派遣会社から「社会保険喪失」の書類が郵送で届きます。

中身は社会保険喪失の案内(ハンドブック)と派遣会社への健康保険返納用の封筒です。

派遣先での勤務日数が残っている間に早々に送られてきますが、退職日(有給含む)までは健康保険証は有効なので、勤務中に返納しなくても大丈夫です。

退職日翌日からは「国民健康保険」に加入する、もしくは派遣会社の健康保険証を引き続き使用できる「任意継続」にするかの2択です。
この違いや条件の詳細は割愛しますが、今回私は国保加入を選択しました。

国保を選択するなら「健康保険資格喪失証明書」も申請しましょう。

【3.退職日翌日】派遣会社発行の「健康保険証」を返納する

これまで使用していた保険証は退職した翌日からは無効となります。
紛失する前に、先に届いた返信用封筒を使用して返納しましょう。
返さないと督促がきます(←経験済み)。

派遣会社が保険証の返納を確認すると「健康保険資格喪失証明書」が郵送されてきますが、事前に申請しておいたほうが発行が早いかと思います。

【4.自治体へ】「国民健康保険」の加入手続きに行く

派遣会社から「健康保険資格喪失証明書」が届いたら、自分の居住地の自治体へ「国民健康保険」の加入手続きに行きます。

私は「離職票」が届いてから自治体に出向いたので、無保険の期間が出来てしまいましたが、「健康保険資格喪失証明書」があれば早く手続きができます(自治体によっては「退職証明書」でも手続き有効です)。

国保料は日割ではなく月単位での計算なので、早く手続きをするに越したことないです。「国民健康保険証」は申請した当日にもらえます。

ちなみに私は「離職票」で手続きが出来たので「健康保険資格喪失証明書」は不要でした。

【5.ハロワへ】「離職票」が届いたら「失業給付」を申請する

「離職票」(雇用保険被保険者離職票)も届いたら、1日でも早くハローワークで手続きをしてください。「失業給付」は自らが申請しないと1円も入ってきません。

【6.まとめ】

ここまで読むと色々な書類が出てくるので、はじめて退職する、無職になる方は頭が混乱するかもしれませんが、シンプルにまとめると「離職票を取り寄せる」「健康保険に加入する」の2点をおこなえばいいのです。
手探りでも進めていけば少しずつ慣れていきますよ^^
(1番はこのような状況にならないことではありますが…)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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人事総務、営業事務、テレオペ、専門職など、さまざまな職種で10社以上の企業を渡り歩いてきた派遣OLです。2020年は雇い止めや体調不良と大変な時期でしたが、時間が出来たことをきっかけにブログを始めました。のんびり更新していきます★

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